テント設営 どこに住処を建てるべきか

快適なテント設営を

ワンポールテントやドーム型テントなど、種類は様々。どんなタイプのテントでも、押さえておきたい設営ポイントについて考えてみます。

フラットな場所を選ぶ

フリーサイトのキャンプ場では水平で凹凸が少ない場所を選びます。フラットな場所でも斜面が側にあると雨水が流れ込む可能性があるので注意します。

トイレや炊事場との距離

トイレから近すぎると衛生面が気になります。小さなお子様がいるファミキャンなどではトイレの位置は重要です。水を確保し洗い物ができる炊事場も同様です。

夏場は木陰を活用する

夏場、木陰に設営すればテント内の温度上昇を抑える効果が期待できます。ただし根っこが邪魔してペグ打ちに苦労したり、根っこの凹凸でテントの床が荒れることも。

出来ればグランシートを準備する

グランシートがあるとストレスなくキャンプを楽しめます。

風向きに合わせてテントの向きを決める

テント内に強風が吹き込むと、風に煽られて倒壊するリスクが。風上にテントの角を向けると風を受け流せます。テントの出入り口は風上に向かないように設営します。

西日が差し込まない向きに設営する

できるならテント開口部が陽の沈む西側を向かないようにします。夕方、厳しい西日がテント内に差し込むと快適性が損なわれます。

ペグはテント外側方向に少し傾けて打ち込む

ペグをテント外側方向に少し傾けて打ち込むと風に強くなります。寝かせすぎると地表までの距離が浅くなる分、固定が弱まります。逆に垂直(90度)に打つと、風に煽られた時に縦方向にすっぽ抜ける事が。大体、50度〜80度くらいを目安に、少しテント外側に傾けた角度で打ち込みます。

ペグはまず仮打ちする

テントの位置が決まったらいよいよ設営です。テントの張りはロープである程度調整出来ますが、まずはペグを半分程度仮打ちしてロープの張りに問題なさそうか確認しながら打ち込んでいきます。

風上方向のペグから打ち込む

設営の際、風上のペグから固定した方が設営がスムーズです。風に煽られテントが飛ばされるのを防ぐため。ひとりで設営する際は特に大事なポイントです。

ロープの張りは対角線上に調整していく

テントをピンと張るには、ロープの張りの調整が必要です。少し面倒ですが対角線上に少しずつ張りを強くすることで、テントに均等に強くテンションをかけることができ、美しく風に強いテント設営ができます。

それでは楽しいキャンプライフを。

最新情報をチェックしよう!

の最新記事8件

>灯ったキャンプライフの火を絶やさないために

灯ったキャンプライフの火を絶やさないために

か細く灯ったキャンプ文化の火が絶えぬよう。 周りの人たちへの配慮や、環境への思いやりを忘れずにいたい。大切にキャンプライフを楽しむ。育む。そんなキャンパーさんが増えることを願って。

CTR IMG