食糧をどれだけ持っていくか問題

食糧は余らせやすい

食べ物を買い過ぎた。誰でも一度は経験があるのでは。あれも食べたい、足りなくなるかも、とか。私たちはリスク回避の心理から食糧を多めに買ってしまいがちです。

ストレス無く食を楽しみたい

余らせ無理に食べると太る原因に。余計なゴミになったり持ち帰りの負担になったり。どうすれば余らせずに楽しく食事を済ませられるか。標準的な栄養摂取量を参考に逆算して考えてみました。

1食740キロカロリーが目安

大人の1日の標準的な必要摂取カロリーは2200キロカロリー程度。1食だと740キロカロリー前後です。必要カロリーは性別や年齢、活動量により変動します。これを参考にしますが、せっかくのキャンプ飯。まずは楽しむことを優先に、多少のカロリーオーバーは目をつむらせて下さい。

肉or魚を120g〜200g目安に

キャンプ飯の主役「肉」は少し多めに食べたいところ。肉や魚はたんぱく質です。1食120g〜200gを目安にします。女性や小食な方ならここから1〜2割減らすなど調整します。120gでだいたい500キロカロリーくらい。ひとり分の肉の量は、スマホ1台分と同じくらいの重さ、と覚えて下さい。

ご飯や麺は150〜200g

糖質はたんぱく質の2〜3倍弱程度までがバランスとして良いようです。肉を多めにするので、糖質は控えめの150〜200g程度にします。肉、魚より2〜3割多めに、と覚えて下さい。これはコンビニのおにぎり1.5個分相当、お米で0.5合くらいです。それで大体300キロカロリーになります。

野菜は120gが理想

不足しがちな野菜。だけど箸が進みにくくつい余らせやすい。スープなどにするのがオススメです。ニンジン、タマネギ、カボチャなどの根野菜は常温保存が出来るので持ち帰りやすい利点も。ただ、切ったり火を通したり調理の手間はかかります。便利なカット野菜など活用するのも良いかもしれません。

缶詰を活用する

思ったより満腹にならなかった。そんな時のために、缶詰やレトルト食品も備えておくと安心です。インスタント食品だって、アウトドアで食すると案外気分を上げてくれるものです。

環境を汚さないためにも食ロス回避を

余らせると持ち帰りのストレスだけでなく、ゴミが増えることで環境を汚す原因になります。準備した食糧でちょうど使い切れると気分も良いものです。

それでは良いキャンプライフを。

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灯ったキャンプライフの火を絶やさないために

か細く灯ったキャンプ文化の火が絶えぬよう。 周りの人たちへの配慮や、環境への思いやりを忘れずにいたい。大切にキャンプライフを楽しむ。育む。そんなキャンパーさんが増えることを願って。

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