衛生管理の方法
特に夏場は食中毒に注意が必要です。注意すべきポイントについて考えてみました。
トングは2つ用意する
生肉を掴むトングと、焼きあげた肉を掴むトングを分けます。焼く前の生肉の表面には、菌が多く付いている可能性が。トングを使い分けることで、菌を体内に取り込むリスクを軽減できます。
両面しっかり焼き上げる
夜のキャンプでは光源を準備し、しっかり目視で火の通りを確認できるようにします。
手指を清潔に保つ
除菌機能付きのウェットティッシュが便利。口に食べ物を運ぶ前に手を拭き取ります。
クーラーボックスは日陰に
クーラーボックスの温度上昇を抑えます。さらにできれば地熱を避けるのが好ましいです。ボックスの下に木の枝などを敷くなどかさ上げし、地面から距離をとることで保冷効果を保ちます。
冷凍食品を活用する
凍らせて問題ない食品は凍らせることで、保冷剤の補強となります。ビールなど炭酸飲料も凍らせて保冷剤がわりに活用できます。
傷みやすい食材は底へ
冷気はクーラーボックスの底に溜まりやすいです。保冷剤の位置はボックス上面に近い方が、ボックス内全体を冷却できます。
缶詰を活用する
余らせても持ち帰ることができる点でも便利です。また、缶は簡易的な鍋として火にかけることもできます。
抵抗力の弱い方への配慮
小さなお子様や高齢者、妊婦の方はいくら上記の衛生管理に気をつけてもリスクを伴います。敢えて出来合いのコンビニ弁当などを活用するのも。ありふれた食事もアウトドアの環境だと普段より美味しくいただけるのもキャンプの魅力です。
上記、シュナの独断と偏見に基づく衛生管理の心得でした。それでは良いキャンプライフを。